こんにちは。行政書士のTakashiです。
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このサイト「行政書士になるには.com」では、管理人である現役行政書士の私が、行政書士事務所を開業するにあたって経験した「開業前や開業後にやっておいた方が良かったこと」「開業前・開業後にやっておいて良かったこと」「開業後の成功体験や失敗談」など、実体験に基づいたノウハウや知見を徒然に書いていくものです。
- 行政書士事務所開業前でどんな準備をしたいいかわからない方
- 行政書士事務所を開業したはいいけれどどうしたらいいのかわからない方
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さて、行政書士事務所を開業するにあたって「異業種交流会に参加しよう!」「近所の士業事務所へ挨拶へ行こう!」というのはよく聞く話だと思います。
これらの話は「行政書士の営業法」などとして「アナログ営業」とも言われる営業法でもあります。その意図は「人に会う」という一言に集約されます。
では、どうして「人と会う」ことが大切なことなのでしょうか?
今回はこの「開業時に『人と会う』こと」について考えていきます。
「営業法」ていうぐらいだから、仕事になるんじゃないの?
『「営業法」っていうぐらいなんだから、仕事になるんじゃないの?』というのは完全な不正解、というわけではありませんが、確実に正解ではありません。
だって、初対面の大した経験もない「自称行政書士」みたいな人に大事な手続きを任せられないでしょう。
もちろん、「よし、じゃあご祝儀だ!これをお願い!」という非常に粋な方もなかにはいらっしゃいます。しかしほとんど宝くじに当たるようなものでしょう。
じゃあ、どうして「人と会う」の?
それでは、どうしてそれでもなお「人と会う」必要があるのでしょうか?
私の考える「業務未経験の行政書士が人と会う」理由は
- 同業・他士業とのネットワーク構築
- 本気の経営者の思考や経験に触れることができる
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の3つです。
同業・他士業とのネットワーク構築
同業である行政書士や、社会保険労務士・税理士などの他士業と言われる方とのつながりはとても大切です。
同業とは最新の情報の共有や自分の専門外の業務を対応してもらったり、他士業とはそれぞれの士業法上できないことを一緒に取り組むこおにより、迅速・確実にお客様の問題を解決する手伝いができるようになります。
本気の経営者の思考や経験に触れることができる
このブログでは何度も書いていますが、「開業したばかりの行政書士もまた経営者」です。
駆け出しの経営者として、本気で事業に取り組んでいる経営者と交流できることは、自身の営業にも活きてきます。きっと自分が思っている「本気」の何倍も厳しい「本気」を見ることができるでしょう。
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頻繁に「人と会う」ことをしていても、そのことを通して直接業務を受任できることはまれです。
どちらかというと「〇〇行政書士、という人がここに事務所を持っている」ことをまず知ってもらうことが大切です。地域で認知されるようになれば、自然と問い合わせも増えていきます。
さいごに
今回は「行政書士事務所開業時に人に会うこと」について考えてきました。直接受任につながらないとしても、限りある大切な時間を使ってでも、色々な人に会いに行く価値はあると思います。
なんでもかんでも顔を出せばいい、というわけではありませんが、
- 同業・他士業とのネットワーク構築
- 本気の経営者の思考や経験に触れることができる
- 広告
を目的にすることで、どんな会や集まりに出ていけばいいかはお分かりいただけるでしょう。
最初は何をやっても「うまくいくのだろうか」「こんなことが仕事につながるんだろうか」と不安なものです。
また、業歴を重ねても「突然依頼が途切れるんじゃないか」「いつまでこの業務で食うことができるか」といった不安はついてまわります。
特に開業時の不安や焦燥感は筆舌に尽くしがたいものがあります。色々な人と会い、ネットワークや見聞を広めてみてください。
この記事が少しでもお役に立てば幸いです。
今回の記事はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。
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