MENU

行政書士は経営者の身近な相談相手になろう

行政書士は経営者の身近な相談相手になろうイメージ

こんにちは。

「行政書士になるには.com」へお越しいただきありがとうございます。

このサイト「行政書士になるには.com」では、管理人である現役行政書士の私が、行政書士事務所を開業するにあたって経験した「開業前や開業後にやっておいた方が良かったこと」「開業前・開業後にやっておいて良かったこと」「開業後の成功体験や失敗談」など、実体験に基づいたノウハウや知見を徒然に書いていくものです。

  • 行政書士事務所開業前でどんな準備をしたいいかわからない方
  • 行政書士事務所を開業したはいいけれどどうしたらいいのかわからない方

このような方のお役に立てればと思いサイトを運営しています。気になることや感想など、お気軽にコメントをいただけると嬉しいです。コメント欄はこのページの一番下にあります。最後までお付き合いのほどよろしくお願いします。

今回は「行政書士は経営者の身近な相談相手になろう」をテーマに書いていきます。

様々な業務を手掛けることができる行政書士ですが、そもそも「行政書士」は社会的にどんな役割を担っているでしょうか?

行政書士法から考えると、行政書士が行政手続きを代理することでスムーズな手続きを実現し、それをもって依頼者様のお役に立つ、というのが役割であると理解できます。

更に、許認可手続きを中心に据える私が考える「行政書士」の現在的な役割は、『日々経営者の方々が抱えるお悩みに寄り添い、不安を取り除くお手伝いをすることで、事業経営のスピードアップをサポートする者』である、と考えています。(※これはあくまでも事業者様を対象に業務を行っている者の私見であることにご留意ください。)

では『日々経営者様お悩みに寄り添い、不安を取り除くお手伝いをすることで、事業経営のスピードアップをサポートする者』である行政書士はどうして「経営者の身近な相談相手」になる必要があるのでしょうか?

目次

行政書士はどうして「経営者の身近な相談相手」になる必要があるのか?

行政書士が『経営者の身近な相談相手』であることの必要性は、「ご依頼者様である経営者の方々が日々抱えるちょっとした疑問に応え、必要な書類を作り、場合によっては専門家を紹介することにより、事業に集中しやすい環境を作りだし、事業の拡大や円滑化に役立つこと。」です。

事業の経営には悩みが付き物です。「契約書のこの部分、どうにかならないかなあ」「新しい事業を思いついたんだけど、許可が必要かよくわからない」「新しい取引先の仕事が少し変わっていて、今の許可で受注してしまっても大丈夫か?」「従業員がすぐに辞めてしまう」などなど、毎日色々な悩みが湧き出します。

そういった悩みでも「資金繰りの相談は税理士、トラブったら弁護士」などのわかりやすいものは、誰に相談したらいいのかすぐに判断ができます。しかし、「日々のちょっとした疑問を誰に相談したらいいかわからない」という方は多く、この部分に応えることが行政書士の責務であると考えています。

この「日々のちょっとした疑問」には、もちろん行政書士業務ではないものもあります。そういった「行政書士には対処できない疑問」は、自分が信頼できる専門家をご紹介することが大事です。決して「これは行政書士業務ではありません。」で終わりにしないでください。これでは根本的な解決にならないからです。

自分の業務範囲外の仕事も責任をもって専門家へ繋ぎましょう。そうすることで、実際に解決したのが紹介先の方であっても「○○さんへ相談したらいい人を紹介してもらえた」と、自分への信頼は積み上がります。

真摯に応えることで自分の業務知識も増える

また「日々のちょっとした疑問」に応える副次的な作用として「自分の業務知識も増えること」が挙げられます。

ご依頼様から寄せられる「日々のちょっとした疑問」のなかには、もちろん行政書士業務も含まれますが「自分の知らないこと」であることもあります。

この「行政書士業務であっても自分の知らないこと」はなるべく時間をもらって自分で調べるようにしましょう。特に自分の得意業務であればなおさらです。そして、調べたことを報告する際は「根拠をわかりやすく示して」説明をしましょう。

こうして「自分の業務についてわからないことは調べて応える」ようにすることで、業務知識も増えていきます。また、後日他の方から似たような質問があったときにもすぐに応えられるようになる、という効果もあります。

「わからないので調べます」というのは抵抗があるかもしれませんが「知らないことより応えられないことが恥」と思って時間をいただきましょう。(※ご依頼様がお急ぎの場合はこの限りではありません。)

さいごに

今回は「行政書士は経営者の身近な相談相手になろう」をテーマに書いてきました。経営者の方が抱える小さな疑問に寄り添って、少しずつ信頼を積み上げていくことが大切です。

今回の記事はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次