こんにちは!行政書士のtakashiです。
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今回は「どんな人が行政書士に向いているのか?」について書いてみたいと思います。
当初、この記事は「行政書士に向いている人・向いていない人」を比較するものにしようと企画しました。しかし、記事を書いていくうちに「なんか違うな」と感じてしまい、しばらく下書きのままとなっていました。
実際、私個人としては「向き・不向き」というものはこの仕事をするうえでは関係がないと考えています。
「向き・不向き」を考えるよりも、「向き」の人間になるにはどうしたらいいかを考えた方が建設的ですよね。「行政書士になる」そう決めたからには、「向き・不向き」などというものは通り越して「行政書士向きの人間」としてやっていくよりほかないのではないでしょうか。
では、どうやって「行政書士向き」の人間になったらいいのでしょうか?
まずは「成功している先輩行政書士のマネをする」これが一番早いのではないかと思います。成功している経営者には、必ず「成功する理由」があります。その「成功する理由」をマネるのです。
また、「成功する行政書士」と「廃業する行政書士」を分けるポイントは、「成功する行政書士のメンタリティー」をもっているかいないか、だと考えます。そう、「勝者のメンタリティー」です。
では、「成功する行政書士のメンタリティー」、つまり「勝者のメンタリティー」とは何か?ですが、これを自分なりに考えてみた結果、成功している行政書士には共通点があることに気付きました。「成功している行政書士の共通点」を発見したのです。これはもう勝ち確ですね。笑
これらの「成功する理由」「成功している行政書士の共通点」を身に着けられるかどうかが、行政書士人生を長いものとできるかどうかの分水嶺となります。
それでは、「成功する理由」「成功している行政書士の共通点」を詳しく見ていきましょう。
成功している行政書士の共通点
成功する行政書士の共通点ですが、「好奇心が強く、勉強好き」「コミュニケーション能力が高い、他人の立場からも考えることができる」「発想力、独創性がある」「慎重」「地道にコツコツと積上げることができる」が挙げられます。
- 好奇心が強く、勉強好き
- コミュニケーション能力が高い、他人の立場からも考えることができる
- 発想力、独創性がある
- 慎重
- 地道にコツコツと積上げることができる
ひとつひとつ見ていきましょう
好奇心が強く、勉強好き
法律への興味・関心が高く、法改正情報にも敏感です。また、専門分野だけでなく様々領域にも高いアンテナを張っています。
また、法律だけでなく、同業との懇親会や依頼者との面談時などでも、気になったことはスマホや手帳へメモをしたりと、知的好奇心が強い方が多いです。
コミュニケーション能力が高い、他人の立場からも考えることができる
コミュニケーション能力というと、たくさんしゃべれる能力と思われがちですが、そうではありません。相手のことを尊重し、受け入れる力や、他人の立場からも物事をとらえることができる「共感力」がとても大切です。
とはいえ、依頼者に共感し寄り添うことも大切ですが、反面、その手続きが適正なものかどうかを、一歩引いた目線でとらえる冷静な判断力も重要です。
発想力、独創性がある
独創性、といっても、「誰も考えもしなかった仕事を作り出す」ほどは必要ないと思います。どちらかといえば、これまであったものを組み合わせて「こういうのが欲しかったんだよ」的な発想力を元にした業務の構成を考える力があるといいと思います。
慎重
新しいことには積極的に取り組みますが、実際に相談を受ける際や書類作成、手続時にはかなり慎重です。
見込みで動いていくこともありますが、飲食店の営業許可など開店・営業開始を決めてから動き出すような案件の場合、相談の初期段階で許可が受けられるか否かの判断をしなければ、お客様に大きな損失を与えてしまうことにもなりかねません。
そのような事態を避けるためには、事前の準備・確認を慎重に行うことが大切です。
地道にコツコツと積上げることができる
ほとんどの行政書士は、いきなり大きく稼げるようにはなりません。
地味な仕事を一つずつ積み上げていくことで、やがて大きな売上があがるようになる、というタイプの事業です。
一人一人のお客様としっかりと向き合い、一つ一つの業務を丁寧に完了していくことが大切でしょう。
まとめ
今回は、「どんな人が行政書士に向いているか」を一歩進めて「成功する行政書士の共通点」を探してきました。
「成功する行政書士の共通点」である
- 好奇心が強く、勉強好き
- コミュニケーション能力が高い、他人の立場からも考えることができる
- 発想力、独創性がある
- 慎重
- 地道にコツコツと積上げることができる
を意識してみてはいかがでしょうか。
今、これらのことができていなくても、できるようになればそれでOKです。
最後に、自分のことを少しだけ書かせていただくと、私はもともとあまり積極的に人とコミュニケーションをとるタイプではありません。そして開業後、同業やお客様などいろいろな方とお会いする機会が増え、自分のコミュニケーション能力や性格を嘆くようになってしまいました。
それでも、行政書士としてやっていきたい気持ちが強く「このままでは終われない」と思ったとき、「仕事のときぐらいは事業主になろう」と決意しました。そう意識することで、仕事中の打合せや仕事に関係ありそうな集まりなどで臆さず話せるようになり、自信を持つことができるようになりました。
自分がどうなりたいかをイメージし、そのイメージに少しでも近づくような行動をとっていくといいのではないでしょうか。
今回の記事はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。
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