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行政書士の働き方

行政書士の働き方編イメージ

こんにちは。行政書士のtakashiです。

「行政書士になるには.com」へお越しいただきありがとうございます。

このサイト「行政書士になるには.com」では、管理人である現役行政書士の私が、行政書士事務所を開業するにあたって経験した「開業前や開業後にやっておいた方が良かったこと」「開業前・開業後にやっておいて良かったこと」「開業後の成功体験や失敗談」など、実体験に基づいたノウハウや知見を徒然に書いていくものです。

  • 行政書士事務所開業前でどんな準備をしたいいかわからない方
  • 行政書士事務所を開業したはいいけれどどうしたらいいのかわからない方

このような方のお役に立てればと思いサイトを運営しています。気になることや感想など、お気軽にコメントをいただけると嬉しいです。コメント欄はこのページの一番下にあります。最後までお付き合いのほどよろしくお願いします。

さて、本題です。行政書士登録をすることで、報酬を得て行政書士業務ができるようになります。

行政書士は個人で登録することを基本として作られた資格であるため、個人事業主に向いている資格といえます。ですが、「独立・開業はハードルが高い」という考え方が今なお一般的でしょう。

行政書士試験に受かったものの、

  • 行政書士になる資格はあるけど、いきなり独立はハードルが高い
  • 独立・開業するつもりはないけど、行政書士資格をうまく生かしたい

といった気持ちの方も少なくないでしょう。

今回は、そんな「行政書士資格を活かして働く」について書いていきたいと思います。画面の向こうのあなたの疑問を少しでも解消できれば嬉しいです。

目次

開業する

行政書士登録をして開業したからといって、必ずしも専業の行政書士としてやっていかなければならないわけではありません。

自分の生活スタイルに合わせた働き方ができるのも、行政書士の魅力です。

多様な働き方

「個人事業主」「フリーランス」というと、

  • 時間自由!好きな時に仕事ができる!
  • 自宅でできるから通勤時間なし!満員電車に乗らないで済む!
  • 報酬額は自分で決めるから、頑張れば頑張っただけ稼げる!

といったイメージがあるかと思います。

そうです。行政書士も個人事業主です。

つまり、行政書士も他のフリーランスや個人事業主たちと同じように

  • 専業行政書士としてガッツリ稼ぐ!

の他にも

  • 家事・育児の合間
  • 副業、複業などのダブルワーク・パラレルワーク
  • 夜間対応

などなど、自分に合ったスタイルで仕事をすることができます。

ただし、個人開業であるだけにリスクもつきまといます。事務所の家賃や交通費などの経費も掛かりますし、いつ仕事が無くなってしまうかわかりません。また、未経験で開業する場合はそもそも仕事をとれるか、また、受任した案件の面倒を最後までられるか、など経営上の問題と出会うこともあるでしょう。

しかし、勤務形態や報酬を自由に設定し、自分のライフスタイルに合わせて仕事ができることが個人開業の大きなメリットです。

性別を問わず活躍できる!

個人事業主なので、性別を問わず自分の能力を存分に発揮することができます。

そのため、専業の行政書士として活躍する女性もたくさんいます。結婚をして子供がいても自分のペースで仕事ができるため、スケジュール管理をケアしていれば行政書士として仕事をすることが可能です。

副業・複業として仕事をする

本業である企業で勤務しながら、「仕事が多すぎてさばき切れない」といった忙しい同業の行政書士から書類作成のみ請負うなど、副業として仕事をすることも可能です。

ただ、副業をする場合、競業避止義務や秘密保持など、勤務する会社との調整が必要になることもありますので注意が必要です。

就職する

個人開業だけでなく、行政書士事務所や行政書士法人などで働くこともできます。

ですが、現状では求人サイトなどにはほとんど行政書士の求人はありません。しかし、求人を出していない事務所でも人手を必要としていることもあるので直接問い合わせてみてもいいかもしれません。

また、行政書士事務所・行政書士法人に就職するといっても様々な雇用形態があります。

雇用形態は

  • 行政書士事務所所属の行政書士となる場合
  • 補助者や事務員となる場合

の2つに分けられます。

行政書士事務所所属の行政書士となる場合

就職する行政書士事務所所属の行政書士となって、案件を処理します。

月給制や独立採算制、基本給+案件ごとのインセンティブなど、契約内容はまちまちです。

基本的には所属する事務所に来る案件に当たることになります。そのため、必ずしも希望する業務ができるとは限りません。しかし、先輩や同僚のフォローを受けながら実務経験を積むことができるのは大きなメリットといえます。

補助者や事務員となる場合

行政書士として登録をせずに、パート・アルバイトとして補助者や事務員となり勤務する、という選択肢もあります。

個人事務所などで働く場合などに見習い期間として所長の業務を手伝うようなケースが考えられます。

勤務時間・営業時間について

行政書士事務所や行政書士法人に勤務する場合は、所属する事務所の営業時間に合わせて勤務をします。

一方、個人開業の場合は自分の生活や仕事のスタイルによって自由に決めることができます。

許認可の申請を代理する場合は、書類の提出や問い合わせを提出先の役所の開庁時間に合わせる必要がありますので、平日午前9時~午後5時までがコアタイムとなることが多いでしょう。

また、期限ギリギリの依頼が来たときや連休前などは時間外の対応も多くなりがちです。

まとめ

行政書士の働き方ですが、意外といろいろなものがあったかと思います。

まとめると、まず

  • 個人事業主として行政書士事務所を開業する
  • 行政書士事務所・行政書士法人に就職する

の2タイプに分けられます。

個人業主として開業する場合、専業行政書士としてフルタイムで働くという選択以外にも、家事や育児のスキマ時間を活用したり、企業に勤めながら副業をするパラレルワーク、同業者のリモートデスクや夜間対応など、多様な働き方を選択することができます。

自由に働くことができる反面、個人事業主ですから収入の保証がないのは大きな不安となるかもしれません。営業力やプレゼン力など経営センスが問われます。

代わって、行政書士事務所や行政書士法人に勤務する場合、勤務時間は所属する事務所に合わせなければなりませんが、仕事が無くなる心配が少なく、安定して働けるメリットがあります。また、営業力をあまり問われないことも人によってはメリットでしょう。

「行政書士になる」といっても、このように多様な働き方を選ぶことができます。

ぜひ、様々な可能性を検討し、行政書士資格を活かして活躍してください。

今回の記事はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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