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さてさて今回は、行政書士試験勉強の教材について。
特に、行政書士試験受験生の悩みのタネといえば、「どんな教材を選択するか」、つまり
- 資格予備校
- 通信講座
- 独学
のどれを選択したらいいのか、というものがあると思います。これは私も受験時に大変悩みました。最終的に完全に独学で勉強することを選び合格しました。
これは単純に独学が正しい、ということではなく「自分に合った教材」を見つけ出すことが正しい、ということだと考えています。
自分に合った教材を見つけるには?
「自分に合った教材」これは受験生それぞれの置かれた状況によって大きく変わるところです。
法律・法学の基本的な知識があるか、どれだけ勉強時間やおカネを割くことができるか、学生か社会人か、子供や家事の負担がどれだけあるか、などなど。
これら自分の置かれた状況を考えて「資格予備校」「通信講座」「独学」を選択することとなります。
ただ、これだけでは判断しにくいという方もおられると思います。そこで、一つの判断基準として「資格予備校」「通信講座」「独学」のメリット・デメリットを考えてみます。
「資格予備校」「通信講座」「独学」のメリット・デメリット
それでは、それぞれの特徴やメリット・デメリットを書いていきます。
資格予備校
CMやWEB広告でもおなじみの「資格予備校」
資格予備校も大手から地域密着型まで、各地にいろいろとあると思います。ですが、基本は同じです。特徴は「教室で講師が決まった時間に授業をする」ことです。
資格予備校のメリット
資格予備校のメリットは
- 教えることに長けた講師が生徒の反応や理解度を見ながら授業をしてくれる
- 疑問に思ったことをすぐに質問できる
- 効率よく勉強できるように工夫がされているため、合格までが早い
- 仲間ができる
言い換えると、一番最初のインプットに強いとも言えます。また、わからない部分をその場で解決できることや競い合ったり励まし合える勉強仲間ができることも強みといえるでしょう。
資格予備校のデメリット
一方、資格予備校のデメリットは
- 授業料が高い
- 教室まで通わなければならない
- スケジュールを予備校に合わせなければならない
と、他の勉強法に比べて授業料が高く、通学やスケジュールの調整など、おカネも時間も一番制約されるというデメリットがあります。
通信講座
通信講座も資格予備校と同様、メジャーどころからマイナーなところまで様々です。
通信講座のメリット
通信講座のメリットは
- 時間が自由、自分のスケジュールに合わせて勉強ができる
- 資格予備校に比較すると料金が安い
- わからない部分を質問できたり、サポートもしてくれる
- 勉強用のテキストや問題が揃っているので、自分で集める必要がない
と「勉強にかかるおカネを節約しつつ、出来上がったカリキュラムで、しかも自分の都合で勉強を進められる」というところが強みでしょう。さらに、電話やメールでのサポートもあるので、わからない部分を質問したりできます。
通信講座のデメリット
一方、通信講座のデメリットは
- 独学と比べるとおカネがかかる
- 教材によって合う合わないがある
- 孤独な闘いになるので、モチベーション維持が難しい
- サポートはあるが、基本は独学なので読解力が必要
といった資格予備校や独学の間で、「帯に短しタスキに長し」的なデメリットもあります。
独学
誰にも頼らず、すべてを自分で勉強する、という方法もあります。
独学のメリット
独学のメリットですが、これは
- とにかくおカネがかからない
これが最大のメリットですね。
他にも
- 勉強時間やスケジュールの調整がしやすい
- 自宅や図書館、電車の中など場所に制限がない
など、おカネをかけずに好きな時に、好きなだけ勉強を進めることができます。
独学のデメリット
独学のデメリットは
- とにかく孤独との闘い、モチベーション維持が難しい
- 質問する相手がいない
- 合格まで時間がかかってしまう
- 法改正などがあった際に大事な情報を逃してしまうかもしれない
と法学に慣れていないとツライものがあります。自分でテキストや問題集を選んだり、到達度を確認しなければならない等、つらいこともたくさんあります。法改正情報のキャッチや基本的な法律用語の理解など、比較的法律の勉強に慣れている人向けの勉強法でしょう。
まとめ
行政書士試験の勉強法、特に「どんな教材を選択するか」について私の考えを書いてきました。
ご自身の置かれた状況やそれぞれの教材のメリットとデメリットを比較しながら、自分に合った教材を選ぶのも受験時代の思い出の一つです。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
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今回の記事はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。
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